患者さんに本当に必要な情報は何でしょうか

9月に脳神経外科病院を訪問して専門スタッフの方との話の中で、「うちの院長は症状の説明に脳活バランサーCogEvoの級や星の数で話をしていて、それが患者さんにとっていいようですよ」と。脳活バランサーCogEvoは得点とは別に指数に基づいて級・星・メダル、そして結果に対する肯定的なコメントが表示されるので、診療でのフィードバックでは、多少の認知機能低下が見られても、星二つだから大丈夫と話されているようです。

認知症の専門外来があるものの、いろんな診療科で認知症の不安を相談される方が増えているそうです。院長は専門的なテストを全員にするのではなく、簡単にできるものが必要だと仰います。また、日常生活にそれほど問題のない程度であれば、気にするほどではないことを伝えるのに級・星・メダルの表示はちょうどいい、本当に気になれば、病院の専門のスタッフによる神経心理学検査や画像診断を行えばいいのだからと。
※CogEvoの特徴に関する詳しい解説はこちら

認知機能の検査を受けるというのは患者さんにとって精神的不安を伴うため、結果に対するフィードバックも慎重さが必要ですし、今回の結果が問題ないとしても「次は3か月後に来てください」という医師の言葉にもストレスを感じる方は多いようです。
脳活バランサーCogEvoは、2017年に行った高齢ドライバーの認知機能に関する研究報告書に使う人がまたやってみたいと感じる「楽しい検査(fanscale)」と紹介されています。

これからも脳活バランサーCogEvoは、使う人の視点に立ったツールとして、エビデンス(科学的根拠)の取得だけでなく、より使いやすい技術開発に取り組みながら進化していきます。

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認知機能の見える化研究所

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